創造都市スクール

【会場】オンライン又は会場(横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパス他)
 ※どちらもアーカイブ動画をご視聴いただけます。
 ※会場受講の定員は30名。応募多数の場合は、創造都市の実践を予定している方を優先します。
【今回募集する講義開催数】4ユニット(1ユニット:90分授業×4回)
2024年度事業内で、12ユニット予定しています。
【創造都市スクール修了証】2024年度事業内で3ユニット受講した方に「創造都市スクール修了証」を授与します。
【開催時間】18:30~20:00

ユニット1 『創造都市概論
担当講師:佐々木雅幸(大阪市立大学 名誉教授)

【講義概要】
20世紀末の創造都市論登場の世界的な背景を踏まえて、理論的な先駆者であるルイス・マンフォード、ジェイン・ジェイコブズ、ピーター・ホールの紹介と検討を行い、次いで、21世紀の創造都市論登場の担い手であるチャールズ・ランドリーとリチャード・フロリダの所説の紹介と検討を行う。主に、欧米における創造都市論の展開過程をボローニャ、バルセロナ、モントリオールなどで検討したうえで、日本における創造都市の展開を金沢、神戸、京都などにおいて紹介し、その特徴を分析する。

  • 6月11日(火) 創造都市論登場の背景と理論系譜(マンフォード、ジェイコブズ、P.ホール等)
  • 6月18日(火) 現代の創造都市論(ランドリーとフロリダ)
  • 6月25日(火) 海外における創造都市の展開(ボローニャ、バルセロナ、モントリオール等)
  • 7月2日(火) 日本における創造都市の展開(金沢、神戸、京都等)


ユニット2『横浜の創造界隈拠点論』

【講義概要】
横浜の創造界隈拠点は、NPO等が自主的に運営し、横浜の創造都市や現代アートの拠点だけでなく、若いアーティストの支援や、周辺の街づくりとの連携する拠点ともなっている。本講座では、横浜を代表する3つの拠点のディレクターたちに、その拠点の特徴と運営について語る。

  • 6月14日(金) 横浜の創造都市と創造界隈拠点について(横浜市立大学 特任教授 秋元康幸)
  • 6月21日(金) 創造界隈拠点 BankART1929(BankART1929 代表 細淵太麻紀)
  • 6月28日(金) アートのまちづくり 初黄・日ノ出町地区(黄金町エリアマネジメントセンター 事務局長 山野真悟)
  • 7月12日(金) 創造界隈拠点 象の鼻テラス(スパイラル/株式会社ワコールアートセンター 大越晴子)


ユニット3 『横浜以外の創造都市活動(4拠点の若手ディレクターが選んだ都市での活動)』

【講義概要】

日本各地には、アーティストやクリエーターが活躍する創造的な拠点や活動が数多く存在する。今回は、横浜の創造界隈拠点の中でも若手ディレクターたちが、その活動が気になる創造的活動を選び、そのディレクターに語ってもらうことにより、横浜との違いを浮き彫りにする。

  • 7月9日(火) 日本各都市の創造都市的活動について(横浜市立大学 鈴木伸治教授)
  • 7月16日(火) BankART1929の津澤峻さんが選らんだ創造的な活動
  • 7月23日(火) 黄金町の山野桂さんが選んだ創造的な活動
  • 7月30日(火) 象の鼻の大越晴子さんが選んだ創造的な活動


ユニット4 『自治体政策としての創造都市』

担当講師:野田邦弘(横浜市立大学 客員教授)

【講義概要】
産業構造の転換により都市経済の崩壊に見舞われた欧州工業都市の再生政策として、1980年代頃登場した創造都市政策は、今世紀に入る頃から欧州だけでなく、世界中で取組が一斉に始まります。本講義では、横浜の事例を皮切りに自治体政策の側面から創造都市の神髄とは何か考えます。また日本経済の衰退を創造経済の立場から総括し、創造性が日本再生のカギを握ることを示します(創造性教育の重要性)。また韓国での取組も紹介しながら、東アジア創造都市連携を構想したいと思います。

  • 7月19日(金) 自治体文化行政からクリエイティブシティ・ヨコハマへ
  • 7月26日(金) 韓国文化都市と日本の創造都市(講師:釜山文化財団生活文化本部長ジョ・ジュンユン、ZOOM出演)
  • 8月2日(金) 国連、EU、文化庁の取組、創造農村論、芸術不動産
  • 8月9日(金) 創造経済論〜ものづくりから知的財産へ、創造性教育論、クリエイターシティ・チガサキ

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